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テニス浦島太郎 8年ぶりにテニスをまたはじめた40代のおじさんです。最近のテニスの変貌ぶりに驚きつつも、いかに上達できるか、日記にしています。

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ナダルの原型

久々の投稿です。

だいぶ前の記事でも書いたことなのですが、
現代トップスピン打法の元祖はボルグとビラスであることは知られています。
1974年に世界のトップクラスに躍り出た二人、もう40年近く前になります。

名選手パット・キャッシュ(1987年全英優勝)のインタビュー記事によると、
アンツーカーで強かった歴代TOP3として、
1位 ナダル
2位 ボルグ
3位 ビラス
の名前を挙げています。

パット・キャッシュは、
現代のラテン系ストローカーのお手本はビラスであると述べています。
私も1970年代後半からテニスを見てきましたが、
このキャッシュの見方はうなずけるものがあります。
なぜかビラスとナダルは風貌も似ていて、
ビラスの持っていたクレーコート53連勝の記録を破ったのはナダルです。

YouTubeで french open tennis 1978
と検索しますと、
1978年フレンチオープン決勝 ボルグ対ビラス
の映像を見ることができます。
二人は現代ではごく当たり前の、
「高い打点からフルスイングのトップスピン」
を互いに打ち合っていますが、
この時代、神様ボルグにまともにトップスピンで打ち合える選手はビラスしかいません。

二人のプレーをよく観察すると、
現代テニスの打法がすでに取り入れられていて、
ナダルが時折見せる打法がすでにこの時代からあることがわかります。

打球スピードは現代より遅いですが、
この時代は小さなラケット面の重くて飛ばないウッドラケットの時代です。
それでも猛烈に高く跳ね上がる打球をみると、
若き二人の打法がやがて世界を席巻することはよくわかります。
トップ選手 | 投稿者 モモビラス 11:35 | コメント(0) | トラックバック(0)