2008年09月17日
サーブ&ボレーが消えた理由1 ボロテリーの存在
いいコラムを書く武田薫氏の著作
「サーブ&ボレーはなぜ消えたのか・・・テニスに見る時代の欲望」
ウィンブルドンで活躍する選手の変化と、それに伴う芝が削れたゾーンの変化に着目しています。
この本をAUGEさんに教えてもらい、少し前に興味深く読みました。サーブ&ボレーが消えた理由、残念ながらしっかり結論づけていません。印象としてはサブタイトルがこの本の本質かな?と思いました。
実は、サーブ&ボレーが消えた理由の一部を発見しました。
*参考:テニスジャーナル1992年4月号
「ニック・ボロテリーが語る 90年代のテニス界」
ここに武田薫氏も発見できなかったサーブ&ボレー衰退の“きっかけ”があります。
この頃、ボロテリーのアカデミーからアガシ、クーリエ、セレシュといった、今まで考えられなかったようなベースラインからのハードヒッターを続々輩出しています。
ボロテリーは、1992年以降、テニス界がどうなるか、その予測を語っています。
1979年来日のときもそうですが、ボロテリーには物事の道理を理解し、変化を受け入れ、そして科学的なアプローチで選手を育てる、そのために適切な人材を配置し、その中で優れたリーダーシップをとるという素養を強く感じます。
だから日本も含め、世界中のジュニアが集まるのは当然、必然であると思われます。
ボロテリーは筋力、コンディショニング、睡眠、心理学、栄養学、スピード、ケガの予防、これらを最高のプレーをするための必要事項と位置づけ、選手にも理解させています。
スポーツ科学こそが最も重要なコンセプトだと説いています。
選手達は、自分の戦術やテクニックは、上記必要事項に基づき正しいトレーニングをした、ということを理解し受け入れているようです。
あの有名なジム・レーヤー博士もアカデミーに名を連ねています。
忘れないで頂きたいには、これが16年前にすでに実践されているということ。
ここでボロテリーが語る内容は非常に興味深いものなので、何回かに分けて紹介します。
次回その2は「サーブ&ボレーが消えた理由 用具の技術革新」 です。
是非また見にきてください。
「サーブ&ボレーはなぜ消えたのか・・・テニスに見る時代の欲望」
ウィンブルドンで活躍する選手の変化と、それに伴う芝が削れたゾーンの変化に着目しています。
この本をAUGEさんに教えてもらい、少し前に興味深く読みました。サーブ&ボレーが消えた理由、残念ながらしっかり結論づけていません。印象としてはサブタイトルがこの本の本質かな?と思いました。
実は、サーブ&ボレーが消えた理由の一部を発見しました。
*参考:テニスジャーナル1992年4月号
「ニック・ボロテリーが語る 90年代のテニス界」
ここに武田薫氏も発見できなかったサーブ&ボレー衰退の“きっかけ”があります。
この頃、ボロテリーのアカデミーからアガシ、クーリエ、セレシュといった、今まで考えられなかったようなベースラインからのハードヒッターを続々輩出しています。
ボロテリーは、1992年以降、テニス界がどうなるか、その予測を語っています。
1979年来日のときもそうですが、ボロテリーには物事の道理を理解し、変化を受け入れ、そして科学的なアプローチで選手を育てる、そのために適切な人材を配置し、その中で優れたリーダーシップをとるという素養を強く感じます。
だから日本も含め、世界中のジュニアが集まるのは当然、必然であると思われます。
ボロテリーは筋力、コンディショニング、睡眠、心理学、栄養学、スピード、ケガの予防、これらを最高のプレーをするための必要事項と位置づけ、選手にも理解させています。
スポーツ科学こそが最も重要なコンセプトだと説いています。
選手達は、自分の戦術やテクニックは、上記必要事項に基づき正しいトレーニングをした、ということを理解し受け入れているようです。
あの有名なジム・レーヤー博士もアカデミーに名を連ねています。
忘れないで頂きたいには、これが16年前にすでに実践されているということ。
ここでボロテリーが語る内容は非常に興味深いものなので、何回かに分けて紹介します。
次回その2は「サーブ&ボレーが消えた理由 用具の技術革新」 です。
是非また見にきてください。