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テニス浦島太郎 8年ぶりにテニスをまたはじめた40代のおじさんです。最近のテニスの変貌ぶりに驚きつつも、いかに上達できるか、日記にしています。

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錦織VSジーケル分析

2008年ウィンブルドン男子シングルス1回戦
惜しくもリタイヤした錦織選手、ジーケルとの一戦、錦織選手が6-4でとった第1セットを分析しました。

詳細は後にしまして、まずこの第1セットをとった要因・・・
キーポイントは第2~第4ゲームにおけるポイントの攻防で錦織選手が要所を抑えたところにあるようです。(試合はジーケルのサービスゲームでスタート)

★サービスのデータ
・・・錦織サービスゲームポイント計31、同じくジーケル計27
①1stサーブ、錦織 サービスゲーム31ポイント中 23本(74%)
②1stサーブ、ジーケル サービスゲーム27ポイント中 18本(67%)
③サービスエース 錦織3本 ジーケル4本(全てセンター
④ダブルフォルト 錦織1本 ジーケル0本
⑤1stサーブが入った際のポイント取得 錦織17ポイント
  ポイント取得率55%

⑥1stサーブが入った際のポイント取得 ジーケル13ポイント
  ポイント取得率48%

⑦2ndサーブが入った際のポイント取得 錦織4ポイント
  ポイント取得率13%

⑧2ndサーブが入った際のポイント取得 ジーケル4ポイント
  ポイント取得率15%


★第2~第4ゲームの攻防
・第2ゲーム 錦織サーブでジュースにもつれ込むが、ジュースでサイドにサービスエース、次のポイントもとってキープ。
・第3ゲーム ジーケルサーブ、1stサーブが入らず30-40から錦織ポイント、ブレイク。
・第4ゲーム 錦織サーブ、0-30から巻き返しジュース、そこからポイント連取、キープ。
ジュースのとき必ず1stサーブが入り錦織が先行していた。
これで流れが錦織に、第6ゲーム以降、錦織のサービスゲームの1stサーブ確率87%!
ジーケルの特徴として
・サービスエースは全てセンター
・2ndサーブをサイドに入れると1ポイントもとれていない
・逆クロスのフォアハンドストロークエース3本と得意


★その他データ
・リターンエース 錦織1本 ジーケル1本
・フォアハンドストロークエース 錦織6本 ジーケル5本
 (錦織はストレートに4本、クロスに2本決めた)
・バックハンドストロークエース 錦織1本 ジーケル0本
・スマッシュエース 錦織1本 ジーケル0本
・フォアボレーエース 錦織1本 ジーケル2本
・サービスエースも含めエース本数合計
 錦織13本(全ポイントの中でエース奪取率22%)
 ジーケル12本(全ポイントの中でエース奪取率21%)

1stサーブ確率とポイントの取得率に関係するかわかりませんが、錦織選手はサイドに多めに1stサーブを入れており(10/17)、また1stサーブのスピード(回転)に変化があるように見えました。 


トップ選手 | 投稿者 モモビラス 20:29 | コメント(0) | トラックバック(0)

素敵なクリス・エバート テニスクイーン

私が学生時代のころ、同年代の多くの女性は、テニスの見本としてクリス・エバートを参考にしていたような気がします。
また男性も、エバートのようなテニスをする女性を賛美し、ときには、テニスをする彼女を求めるとき、エバートのようであって欲しい、という願望を多くの人が持っていたと思います。
清潔感のある髪型、女性らしい淡い色あいのエレッセのウェア、スリムで姿勢のよい姿、落ち着いた表情

テニススタイルは、
・無理なくフラットに捉える上品で綺麗なフォアハンドのフォーム
・やはり綺麗なフォームでも、少し力強さを感じるバックハンド
・バランスのよい姿勢で捉えるボレー
・当時トスアップの見本とされたサーブ

打法うんぬんを超えた優雅で美しいテニスのあり方そのものがクリスエバートだった気がします。

以下は
スマッシュ1975年8月号 連続分解写真講座 クリス・エバートの連続写真
堪能しましょう。
エバートフォア

エバートバック

エバートボレー

エバートサーブ



昔テニス研究 | 投稿者 モモビラス 10:26 | コメント(0) | トラックバック(0)