2008年06月27日
試打 YONEX RQiS 1 TOUR
YONEX RQiS 1 TOUR を少し打ってみました。
フォアハンドストロークの調子が良くなく、
あまりハードヒットしていませんので、限られた範囲での感想です。
ストロークを打った感触は、インパクトでラケットの重さが効いているという感じです。
スイートスポットも広く、打ち易いラケットでした。
フォア、バックとも鋭く振りぬいたときどうなるかは、ちょっとわかりません。
ボレーも基本的に打ちやすく、距離のコントロールもしやすい気がしました。
相手の強い打球でも負けないですが、ただ合わせただけでは期待以上の打球は出ない印象です。
比較対象として適切ではないかもしれませんが、
その前に打ったブリジストン デュアルコイル2.8 と比べると、
回転をかけるスイングでミスをラケットが助けてくれる感じがしました。
特にセカンドサーブで擦ったとき、「やばい」と思ってもしっかり飛んでグリグリっと落ちてくれます。
叩いていませんが、ファーストサーブでも結構いい打球が飛ぶ予感がしました。
反面、デュアルコイル2.8で感じたようなスカッとした打球感はありません。
また、デュアルコイル2.8は面をつくれば、
想像以上に勝手にラケットが仕事をしてくれるような打球が飛び出しましたが、
こちらはもっとしっとりと落ち着いた打球感で、
より上級者にあわせた仕様になっているのでしょうか。
フォアハンドストロークの調子が良くなく、
あまりハードヒットしていませんので、限られた範囲での感想です。
ストロークを打った感触は、インパクトでラケットの重さが効いているという感じです。
スイートスポットも広く、打ち易いラケットでした。
フォア、バックとも鋭く振りぬいたときどうなるかは、ちょっとわかりません。
ボレーも基本的に打ちやすく、距離のコントロールもしやすい気がしました。
相手の強い打球でも負けないですが、ただ合わせただけでは期待以上の打球は出ない印象です。
比較対象として適切ではないかもしれませんが、
その前に打ったブリジストン デュアルコイル2.8 と比べると、
回転をかけるスイングでミスをラケットが助けてくれる感じがしました。
特にセカンドサーブで擦ったとき、「やばい」と思ってもしっかり飛んでグリグリっと落ちてくれます。
叩いていませんが、ファーストサーブでも結構いい打球が飛ぶ予感がしました。
反面、デュアルコイル2.8で感じたようなスカッとした打球感はありません。
また、デュアルコイル2.8は面をつくれば、
想像以上に勝手にラケットが仕事をしてくれるような打球が飛び出しましたが、
こちらはもっとしっとりと落ち着いた打球感で、
より上級者にあわせた仕様になっているのでしょうか。
2008年06月27日
試打 ブリジストン デュアルコイル2.8
ブリジストンのデュアルコイル2.8(BRIDGESTONE DUAL COIL 2.8)を打ってみました。
モモビラスの使用ラケット=赤いゼロ戦ラケット(Wilson HAMMER 5.3)と比べるのは滅茶苦茶なので、参考にならないと思いますが。
試打の感想前にWilson HAMMER 5.3について
購入して10年ぐらい経っています。何でこれを買ったのかよくわかりません。たぶんストレスが溜まって買い物がしたかったのでしょう。買った当時も恐ろしく打ちにくいラケットだった印象があります(たぶんモモビラスの力量不足)。スイートスポットを外すたび後悔します。続けて使っていたら壊れてきました、手首が。でもしっかり打っていれば、飛びすぎもなく安定したストロークが打てます。変に飛びすぎることもなく=自分のイメージ以上のスーパーショットも出ません。
「打ち易い」 と言っていた友人の瞳の奥をよく覗き込みました。
「ほんと?」 いずれにしてもまた壊れる前に、新たなラケットを探さないといけないのです。
【ブリジストンのデュアルコイル2.8について】
とにかくボレーが打ち易いです。面さえしっかりしていればかなりいい打球になります。
打球感が硬い印象はないのですが、相手のパワーショットに負けません(ラケット剛性がかなり高いのでしょうか?)。ボレーに関して、芯を食ってすっぽ抜けることはありませんでした。
気になったのは、強い回転をかけることに対して、あまり寛容ではないことです(いいスイングで、適切なポイントで、インパクトする必要があり、それができたときは、よく回転がかかります)。トップスピンのサーブ、強いバックスピンをかける という点は、モモビラスにとってハードルが高いラケットという印象。
フラット系が主体の方には、かなりいいラケットのように思いました。
振り抜き易いラケットなので当然かもしれませんが、フラットサーブを打ったとき、あまりラケットヘッドが効かない印象。背の低いモモビラスの場合、ラケットヘッド側に力が作用して、ナチュラルなドライブがかかりやすいラケットの方が好みです。
そう言えばロディックのサーブの記事で鷹さんからもらったコメントでは、
「ヘッドのラケットはフレックス・ポイントってフェースがくの字にしなるんです」
とのことでしたので、こちらの方がモモビラス向きかもしれません。
総論としては、回転にこだわりがなければ、かなりいい・・・です。
BRIDGESTONE DUAL COIL 3.0(デュアルコイル3.0)の試打コメントを読みますと、スピンがかかりやすいという評価のようですが、20gの重量差(3.0が重い)とバランスポイントの違い(3.0のほうが手元)で、打ち味がかなり変わるのでしょうか。
投稿前に山田君に記事を見せました。
「山田君、この記事どお?」
「どうせ下手なんだからわきまえろよ!」
「・・・」
モモビラスの使用ラケット=赤いゼロ戦ラケット(Wilson HAMMER 5.3)と比べるのは滅茶苦茶なので、参考にならないと思いますが。
試打の感想前にWilson HAMMER 5.3について
購入して10年ぐらい経っています。何でこれを買ったのかよくわかりません。たぶんストレスが溜まって買い物がしたかったのでしょう。買った当時も恐ろしく打ちにくいラケットだった印象があります(たぶんモモビラスの力量不足)。スイートスポットを外すたび後悔します。続けて使っていたら壊れてきました、手首が。でもしっかり打っていれば、飛びすぎもなく安定したストロークが打てます。変に飛びすぎることもなく=自分のイメージ以上のスーパーショットも出ません。
「打ち易い」 と言っていた友人の瞳の奥をよく覗き込みました。
「ほんと?」 いずれにしてもまた壊れる前に、新たなラケットを探さないといけないのです。
【ブリジストンのデュアルコイル2.8について】
とにかくボレーが打ち易いです。面さえしっかりしていればかなりいい打球になります。
打球感が硬い印象はないのですが、相手のパワーショットに負けません(ラケット剛性がかなり高いのでしょうか?)。ボレーに関して、芯を食ってすっぽ抜けることはありませんでした。
気になったのは、強い回転をかけることに対して、あまり寛容ではないことです(いいスイングで、適切なポイントで、インパクトする必要があり、それができたときは、よく回転がかかります)。トップスピンのサーブ、強いバックスピンをかける という点は、モモビラスにとってハードルが高いラケットという印象。
フラット系が主体の方には、かなりいいラケットのように思いました。
振り抜き易いラケットなので当然かもしれませんが、フラットサーブを打ったとき、あまりラケットヘッドが効かない印象。背の低いモモビラスの場合、ラケットヘッド側に力が作用して、ナチュラルなドライブがかかりやすいラケットの方が好みです。
そう言えばロディックのサーブの記事で鷹さんからもらったコメントでは、
「ヘッドのラケットはフレックス・ポイントってフェースがくの字にしなるんです」
とのことでしたので、こちらの方がモモビラス向きかもしれません。
総論としては、回転にこだわりがなければ、かなりいい・・・です。
BRIDGESTONE DUAL COIL 3.0(デュアルコイル3.0)の試打コメントを読みますと、スピンがかかりやすいという評価のようですが、20gの重量差(3.0が重い)とバランスポイントの違い(3.0のほうが手元)で、打ち味がかなり変わるのでしょうか。
投稿前に山田君に記事を見せました。
「山田君、この記事どお?」
「どうせ下手なんだからわきまえろよ!」
「・・・」
2008年06月27日
沢口靖子さん、テニスをされてたんですね
昔の雑誌から、面白いインタビュー記事を見つけました。
テニスジャーナル1986年7月号「TENNIS IN MY LIFE」
沢口靖子さんのインタビュー記事です。
その記事によると、
・・・中学生のとき、体操部に所属していたが、転校することになり、転校した学校に体操部がなく、テニスコートで女の子がボールを打っている姿を見て、軟式テニス部に入ったとのことです。
高校時代もやはり軟式テニス部だったようで、
「まあ実績というほどのものではないんですけど、堺市の市民大会でベスト8まで・・・」
充分ですよね、ベスト8。有名になる人はやっぱり“志”が違います。
プロフィールを見たら昭和40年生まれ、私と1歳違い。
それにしても綺麗です。
テニスジャーナル1986年7月号の表紙
・・・古い雑誌なので、写真を撮る際、冊子を開きすぎるとダメージ大きいです、失敗!
話題は替わりますが、
モモビラス長女の誕生記念樹、杏の木に今年はたくさん実がなりました。妻が杏ジャムにしたので、毎朝パンにつけて食べています。何だか体にいい気がします。
テニスジャーナル1986年7月号「TENNIS IN MY LIFE」
沢口靖子さんのインタビュー記事です。
その記事によると、
・・・中学生のとき、体操部に所属していたが、転校することになり、転校した学校に体操部がなく、テニスコートで女の子がボールを打っている姿を見て、軟式テニス部に入ったとのことです。
高校時代もやはり軟式テニス部だったようで、
「まあ実績というほどのものではないんですけど、堺市の市民大会でベスト8まで・・・」
充分ですよね、ベスト8。有名になる人はやっぱり“志”が違います。
プロフィールを見たら昭和40年生まれ、私と1歳違い。
それにしても綺麗です。
テニスジャーナル1986年7月号の表紙
・・・古い雑誌なので、写真を撮る際、冊子を開きすぎるとダメージ大きいです、失敗!
話題は替わりますが、
モモビラス長女の誕生記念樹、杏の木に今年はたくさん実がなりました。妻が杏ジャムにしたので、毎朝パンにつけて食べています。何だか体にいい気がします。
2008年06月27日
元祖最新打法解説3・・・フォアハンド
元祖最新打法解説2 松原雄二氏が提唱した「新世代の基本」の続きです。
*テニスジャーナル1992年12月号松原氏解説を参考
前回、
基本=もっとも効率の良い技術=トッププロの技術・・・「松原氏解説」
これこそ一般愛好家の私が求めていたものであり、また最新の打法を適切に分析し、具体的にその方法を示した画期的なものでした・・・という内容まで書いています。
今回はその連載第1回「フォアハンド編」で触れている一部について簡単に。
★後方への体重加速 速いスイング=身体を鋭く回して鋭くとめる
・・・速いスイングを行うためには、前方に移動していた体重を、インパクト直前に後方へ加速させることで、上体の回転に強くブレーキをかけることが必要と説いています。
右利きの場合
左足を踏み込んだときは、インパクト直前に左足を突っ張って全身に後方への力を伝える
オープン・スタンスのときは、主に右足を突っ張って右半身の動きをブロックする。
従来、前後に体重移動しながらボールを捉えることを教わっていましたので、むしろ、スイングで前に流れそうになる体を、後ろへ戻す というのは衝撃でした。
★ボールと反対方向への体重加速 後方への体重加速の応用
「浅いボールを叩くとき」
前に動きながら体重移動で打つと、かえってスピードも出ず、スピンもかからず、アウトしやすくなる。
どちらかの足で前方への動きにブレーキをかけ止まりながら打つとスピード、スピンが両立、軸が安定し、確実に攻撃的なボールが打てる。
「コースの打ち分け 体重加速の方向を変える」
狙った方向と反対の方向に体重加速することで、ラケットは反動で、逆に打つべき方向に振られるため、ボールも狙った方向へ打てる。
練習でクロス、逆クロスのラリーをしていて、深く速いボールを打たれたとき、当りそこない、振り遅れ、芯を食ってバックアウトなどになると、
よく先輩や仲間から、
「体重を前に乗せないからだよ」・・・(矛盾している)
と注意されていました。
ところが、相手に深く打ち込まれたとき、オープンスタンスで右足を突っ張って、逆に左足を一歩後ろに下げながら鋭くスイングすると、びっくりするほどきれいにボールが返っていった経験があります。
それも何回やっても・・・私にとってストローク技術のブレークスルーでした。
【番外編】
この12月号でニチレイ・レディースという大会(日本)の記事がありました。
(優勝者 セレス、準優勝者 サバティニ)
伊達公子選手(当時WTAランク22位)、沢松奈生子さん(当時WTA25位)、長塚京子さん(当時WTAランク170位)の3人の活躍にフォーカスしていて、3人揃ってベスト8入りしていました。
*テニスジャーナル1992年12月号松原氏解説を参考
前回、
基本=もっとも効率の良い技術=トッププロの技術・・・「松原氏解説」
これこそ一般愛好家の私が求めていたものであり、また最新の打法を適切に分析し、具体的にその方法を示した画期的なものでした・・・という内容まで書いています。
今回はその連載第1回「フォアハンド編」で触れている一部について簡単に。
★後方への体重加速 速いスイング=身体を鋭く回して鋭くとめる
・・・速いスイングを行うためには、前方に移動していた体重を、インパクト直前に後方へ加速させることで、上体の回転に強くブレーキをかけることが必要と説いています。
右利きの場合
左足を踏み込んだときは、インパクト直前に左足を突っ張って全身に後方への力を伝える
オープン・スタンスのときは、主に右足を突っ張って右半身の動きをブロックする。
従来、前後に体重移動しながらボールを捉えることを教わっていましたので、むしろ、スイングで前に流れそうになる体を、後ろへ戻す というのは衝撃でした。
★ボールと反対方向への体重加速 後方への体重加速の応用
「浅いボールを叩くとき」
前に動きながら体重移動で打つと、かえってスピードも出ず、スピンもかからず、アウトしやすくなる。
どちらかの足で前方への動きにブレーキをかけ止まりながら打つとスピード、スピンが両立、軸が安定し、確実に攻撃的なボールが打てる。
「コースの打ち分け 体重加速の方向を変える」
狙った方向と反対の方向に体重加速することで、ラケットは反動で、逆に打つべき方向に振られるため、ボールも狙った方向へ打てる。
練習でクロス、逆クロスのラリーをしていて、深く速いボールを打たれたとき、当りそこない、振り遅れ、芯を食ってバックアウトなどになると、
よく先輩や仲間から、
「体重を前に乗せないからだよ」・・・(矛盾している)
と注意されていました。
ところが、相手に深く打ち込まれたとき、オープンスタンスで右足を突っ張って、逆に左足を一歩後ろに下げながら鋭くスイングすると、びっくりするほどきれいにボールが返っていった経験があります。
それも何回やっても・・・私にとってストローク技術のブレークスルーでした。
【番外編】
この12月号でニチレイ・レディースという大会(日本)の記事がありました。
(優勝者 セレス、準優勝者 サバティニ)
伊達公子選手(当時WTAランク22位)、沢松奈生子さん(当時WTA25位)、長塚京子さん(当時WTAランク170位)の3人の活躍にフォーカスしていて、3人揃ってベスト8入りしていました。