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テニス浦島太郎 8年ぶりにテニスをまたはじめた40代のおじさんです。最近のテニスの変貌ぶりに驚きつつも、いかに上達できるか、日記にしています。

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打球感と飛びの真実

最近読書をしています、2冊同時進行で。
一冊はジム・レーヤーのメンタルタフネス、もう一冊は日本テニス研究会の新・テニスの科学。
メンタルタフネスは13年前に購入、新・テニスの科学は14年前に購入。いずれも存在すら忘れてしまっていたのですが、Tennis365ブログの情報で存在を思い出し、改めて読み直しています。
本日の日記は新・テニスの科学で再発見した真実について。
この本はTennis365ブログでも記事を出されている大島コーチも執筆者の一人です。

*参考:新・テニスの科学 監修:日本テニス研究会 編者:テニスジャーナル
精密測定分析編 01 インパクトのメカニズム 執筆者:三浦 朗氏

以前のテニス浦島太郎の日記でも触れております打球感について、モモビラスの疑問点にずばり、正解となる回答が上記内容に記載されていました。

★打球感について
インパクト・タイム(ボールとラケットが接触している時間)は本当に感じられるか?

真実・・・感じることはできません。ボールとラケットの接触時間は1000分の3~6秒。ボールがラケットに当たって、その衝撃がヒジに達するまで約100分の1秒。さらにその感触が大脳に伝わり筋肉を動かすまでの時間はやはり接触時間以上の長さ。

ということのようで、人が打球感と感じるものは、
「ラケットがボールによって後方に押しやられ、しなっている時間」
に感じる感触のようで、当然、ボールはとっくに飛んでいった後。
そのためしなりが大きいラケットは、それだけインパクト・タイムを長く感じることになるようです。

「ラケットにボールを乗せて打つ」「ボールを長い時間押す」ことは不可能。
このような指導をするコーチは要注意!

★飛びについて
ラケットの飛びとしなりは関係するか?

真実・・・関係しません。
毎秒3000コマの高速度カメラ撮影によると、ボールがラケット面に衝突して、ラケットがしなり始めたときには、すでにボールはストリングスから離れ、飛んでいっているとのこと。
ということで、ラケットのしなりは飛びと関係しないということだそうです。
そうなると、ラケットのしなりって何のためにあるんでしょうか?
・・・もちろんラケットフレームの剛性を絶対しならないように、かつ軽量につくることが極めて困難であることも理解・・・

この本はとてもいい本です。
ラケット | 投稿者 モモビラス 12:29 | コメント(0) | トラックバック(0)