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テニス浦島太郎 8年ぶりにテニスをまたはじめた40代のおじさんです。最近のテニスの変貌ぶりに驚きつつも、いかに上達できるか、日記にしています。

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VSボロテリー4

今日も思います。
「VSボロテリー」と入力した瞬間、
自分がどこか遠くへ旅立つ予感がするなー上昇
家族が手を振っている光景、なぜか嬉しそう「さようならー!」拍手
きっと天才には避けられない気分なのでしょう。

いよいよ最初の実験の日が決まりそうです。
場所はもちろん御殿場。
信玄公が見守る中、
「動かざること山の如し」旗
この御旗を立て、やたら走る壁打十段とY崎君をお実験台に。

我々二人の天才の本陣には、
「動かざること山の如し」旗
の旗はあるが、陣幕は張っていないのです。
見たい放題カメラでも見るのはきっと近所のおじさんだけだろうな。

そう、あの某プロテニス大会とは違います。日本
彼らもきっとそのうち考えを改めるでしょう。
「ファンが見に来なきゃ、幕で隠しても意味ないよねー!」
人気がないプロテニス。

AIG 月火・平日A席3000円?NG
行きます?この値段で?NG
1500円ぐらいにして満席を狙ったらどうでしょう。OK
初日やっぱりガラガラ。有料入場者数はどれぐらい???
今日も半分かもっと少ないでしょ・・・前のほうだけ人いるの。
お金払うなら、私はサッカーかモータースポーツ、本音!
そのほうが満足感が高いもんね。サッカーボール車
楽々レーシングドライバーと写真とれちゃうし。

さて研究は進んでます。
Dr.鷹は研究熱心なあまり、またラケットを買ってしまったようだ。
たぶん軽く100本は越えているだろう。
ラケット&ボールラケット赤ラケット青ラケット黒ラケット黄ラケット橙
来年の今頃は1000本。
やがてイチローの安打数を抜く日もくるだろう。

第1回実験日 10月5日の予定。新たなテニスの夜明けとなろう。祝

この次のVSボロテリーは「塩」のお話のつもり。
VSボロテリー | 投稿者 モモビラス 23:02 | コメント(4)| トラックバック(0)

衝撃の日

とある場所でとあるコーチのレッスンを受けました。
明らかに私より上手い人に交わって。

教わった内容に衝撃を受けました。
私のアマチュアテニス人生で2度目の衝撃。

1度目
1992年12月のテニスジャーナル 松原雄二氏の技術解説

2度目
2008年9月26日

受けた衝撃は直感であり、説明不可。
たぶん10年後、正しく理解した頃、自分の言葉で説明できるような気がします。

今日の日記は自分のテニス史を記録に残すため。
練習日記 | 投稿者 モモビラス 22:18 | コメント(13)| トラックバック(0)

サーブ&ボレーが消えた理由 最終回 ボロテリー2つの予言

サーブ&ボレーが消えた理由 最終回 ボロテリー2つの予言

*参考:テニスジャーナル1992年4月号
「ニック・ボロテリーが語る 90年代のテニス界」

前回、ボロテリーの新しい指導法=システム5 そしてテニスコートを5つのエリアに分け、ゾーン1~ゾーン5として各エリアを呼び、それぞれ選択するショットがあることを紹介しました。

ボロテリーが予言をする前まで、テニスラケットは新たな時代になっていて、宇宙時代の材質の出現、構造上の変化、軽量、頑強、コントロール性、パワー、ラケットの厚さや断面形状の変化などの恩恵を受け、ウィンブルドンは強烈なビッグサーバーの時代になっていました。(参考:9月22日の日記)

ゾーン5から常に強烈なサーブをセンターやサイドに打ち込み、
厳しい反撃(リターン)を受けることなくゾーン2、ゾーン1へ移動完了。
そのゾーン1、ゾーン2で優れたネットプレイでポイントをとります。
レシーブゲームでもゾーン1、2に進出すれば、ゲームが優位になる、
この頃のウィンブルドンはそんな時代でした。


1992年4月 ボロテリーが予言したことは2つ
「1990年代のプレイヤーにメインとなるショット」

① サービス・リターン
ビッグ・サーバーへの対抗、リターン力で相手のサービスアドバンテージを奪う
② 相手の逆をつくショット
プレイヤーの動きが素早くなり、コーナーからのリカバリーが速くなったため、いちばん攻めることができるのは、相手の逆、への攻撃 つまり意外性


この1992年当時、システム5の恩恵を受けた選手が、大きな実績を上げています。
ジム・クーリエ・・・世界NO1、全豪、全仏優勝、翌1993年全英準優勝
アンドレ・アガシ・・・1992年全英優勝

このインタビューの本質、ボロテリーの予言とはすなわち、
“世の中には予言に聞こえるが、ボロテリーにとっては必ず起きる現実”
すでに先をいっているボロテリー、だからキーワードを公開=余裕 ということ。


クーリエやアガシはボロテリーの予言をこの時期すでに実践。
従来ゾーン5まで下がって戦う、ビッグサーバーのリターン、ストローク戦を、ベースライン上、ときにゾーン4まで前に進め、
・リターンでサービスアドバンテージを奪う
・速いテンポの目的を持ったショットの組み立て、そして相手をかく乱、
 逆をつくショットで止めを確実に刺す。
・上記戦術の実践を支える戦略、システム5とそれに基づいたスポーツ科学の恩恵。
 高度なリターンとライジングでの自由なボールコントロールを実装済み。


クーリエ、アガシ、後のさらに高度化した選手を生む“きっかけ”・・・

そしてなぜか似たようなことを、当時世界ランク25位の伊達選手が実践してます。世界トップを狙う飛躍の準備ができていた、ということになります。

日本人だけではないのでしょうが、とかく今ある現実を見て、
素直に受け入れたり、何も疑問に思わないという風潮があります。
はやり言葉「KY=空気を読まない」これはイノベーションには敵となる考え。
ただし人間同士の尊重には大事なこと、世の中難しいもんだな・・・と感じます。

折を見て、私がKYとなり、女子日本選手が世界で戦う方法について、
日記にしたいと思っています。
見たくない? はい、自己満足ですから、自由にやります。ブログだし。
昔テニス研究 | 投稿者 モモビラス 18:20 | コメント(2)| トラックバック(0)

復習 全英男子シングルス王者

ウィンブルドン男子シングルスのファイナリストが下に並んでいます。
(ボルグ初優勝以降、2008年まで)
タイプ別に色分けしました。
赤字=ビッグサーブのサーブ&ボレー型
青字=システム5型
灰色字=ビッグサーブのストローカー(ゾーン5で主に戦う)
緑字=万能異次元型
黒字=よくわからないタイプ、あるいは私自身知らない

*ただし昔はウィンブルドンになると、
ストローカーでもサーブ&ボレーやネットプレイにチャレンジしています。
(素人が見てもぎこちない感じでしたが・・・)

1976年 ビョルン・ボルグ イリ・ナスターゼ 6-4 6-2 9-7  
1977年 ビョルン・ボルグ ジミー・コナーズ 3-6 6-2 6-1 5-7 6-4  
1978年 ビョルン・ボルグ ジミー・コナーズ 6-2 6-2 6-3  
1979年 ビョルン・ボルグ ロスコー・タナー 6-7 6-1 3-6 6-3 6-4  
1980年 ビョルン・ボルグ ジョン・マッケンロー 1-6 7-5 6-3 6-7 8-6
1981年 ジョン・マッケンロー ビョルン・ボルグ 4-6 7-6 7-6 6-4  
1982年 ジミー・コナーズ ジョン・マッケンロー 3-6 6-3 6-7 7-6 6-4  
1983年 ジョン・マッケンロー クリス・ルイス 6-2 6-2 6-2  
1984年 ジョン・マッケンロー ジミー・コナーズ 6-1 6-1 6-2  
1985年 ボリス・ベッカー ケビン・カレン 6-3 6-7 7-6 6-4
1986年 ボリス・ベッカー イワン・レンドル 6-4 6-3 7-5  
1987年 パット・キャッシュ イワン・レンドル 7-6 6-2 7-5  
1988年 ステファン・エドベリ ボリス・ベッカー 4-6 7-6 6-4 6-2  
1989年 ボリス・ベッカー ステファン・エドベリ 6-0 7-6 6-4  
1990年 ステファン・エドベリ ボリス・ベッカー 6-2 6-2 3-6 3-6 6-4  
1991年 ミヒャエル・シュティヒ ボリス・ベッカー 6-4 7-6 6-4  
ここは"きっかけ”ボロテリーの予言があった年(1992年4月)
1992年 アンドレ・アガシ ゴラン・イワニセビッチ 6-7 6-4 6-4 1-6 6-4  
1993年 ピート・サンプラス ジム・クーリエ 7-6 7-6 3-6 6-3  
1994年 ピート・サンプラス ゴラン・イワニセビッチ 7-6 7-6 6-0  
1995年 ピート・サンプラス ボリス・ベッカー 6-7 6-2 6-4 6-2  
1996年 リカルド・クライチェク マラビーヤ・ワシントン 6-3 6-4 6-3  
1997年 ピート・サンプラス セドリック・ピオリーン 6-4 6-2 6-4  
1998年 ピート・サンプラス ゴラン・イワニセビッチ 6-7 7-6 6-4 3-6 6-2  
1999年 ピート・サンプラス アンドレ・アガシ 6-3 6-4 7-5  
2000年 ピート・サンプラス パトリック・ラフター 6-7 7-6 6-4 6-2
2001年 ゴラン・イワニセビッチ パトリック・ラフター 6-3 3-6 6-3 2-6 9-7  
2002年 レイトン・ヒューイット ダビド・ナルバンディアン 6-1 6-3 6-2  
2003年 ロジャー・フェデラー マーク・フィリプーシス 7-6 6-2 7-6  
2004年 ロジャー・フェデラー アンディ・ロディック 4-6 7-5 7-6 6-4  
2005年 ロジャー・フェデラー アンディ・ロディック 6-2 7-6 6-4  
2006年 ロジャー・フェデラー ラファエル・ナダル 6-0 7-6 6-7 6-3  
2007年 ロジャー・フェデラー ラファエル・ナダル 7-6 4-6 7-6 2-6 6-2
2008年 ラファエル・ナダル ロジャー・フェデラー 6-4 6-4 6-7 6-7 9-7


コナーズは何型?サーブは遅い、サーブ&ボレーは多用しない、ネットには付く・・・
もしかしたらコナーズはシステム5の研究対象?
システム5型(青字)が少ないのはアガシの故障による一時離脱、クーリエのバーン・アウトが理由?
そして知らない選手も多い・・・
さらにナダルは最新型?イノベーションが起きた?

*エドバーグは桁外れのツイストを打つのでビッグサーバーと定義
*サンプラスは万能異次元型のプロトタイプ?一応サーブ&ボレー型と定義

皆さんの見方はどんなでしょうか?
昔テニス研究 | 投稿者 モモビラス 21:11 | コメント(0)| トラックバック(0)

VSボロテリー3

休憩終わりました。避けられない年齢の問題をクリア。

Dr.鷹とモモビラスの偉大なるチャレンジプロジェクト
動かないのに勝っちゃうよ!ごめんね!


このプロジェクトは、御殿場にある秘密の実験場所で進めます。
その内容は、アマチュアテニス界の最高機密。だから動画で提供しません。
たぶん見る気がしないでしょう、馬鹿らしくて・・・NG

戦国時代の名将、武田信玄 その考えを我々二人の天才はコンセプトとします。
なぜなら御殿場が生み出す、
ボロテリーさえ衝撃で失神するテニスの革新炎でなければいけないから・・・

武田信玄 もうおわかりでしょう。風林火山(ふうりんかざん)

信玄公の軍旗に記された「疾如風、徐如林、侵掠如火、不動如山 」

疾(はや)きこと風の如く、
徐(しず)かなること林の如く、
侵掠(しんりゃく)すること火の如く、
動かざること山の如し

ただし16世紀の考えを21世紀の変化に対応させ、
二人の天才の都合がいいように変更しました。
風 林 火 この3つは捨てました。
唯一残したのは「動かざること山の如し」 我々に最も似合う言葉。


すでに研究は進んでいます。
Dr.鷹スターはいくつかの研究をしています。
①人が打っても実現できない、異常な弾道の変化をもたらす特殊実験場所
 さくさんならわかるはず。これが何を示すのか・・・
 マッケンローを凌ぐ、目と手の協調性をこの実験場所で我々は実現します。
 我々は小手先の技術でアマチュアテニスの最高峰となるはず筋肉
②最先端ラケットの分析とストリングスの研究ラケット赤
③21世紀型打法の分析と1982年型打法モモビラスの打法改造方法フォアハンドb

えっ、私が何をしているか? 
はい、教わりました。矢吹ジョーダンさんから現在の打ち方のこつ。
さらにブログに出ちゃってるからみんな見れちゃう。

たぶんこれは「敵に塩を送る」ということなのでしょう。
そう、上杉謙信が武田信玄に送ったあれです。
どうやら矢吹ジョーダンさんは上杉謙信のようですね。


だから我々二人の天才は、いつの日か川中島で決戦をしなければなりません。
たぶん私が75歳ぐらいの頃でしょう。

眠くなりました。お休みなさい
VSボロテリー | 投稿者 モモビラス 00:22 | コメント(6)| トラックバック(0)

VSボロテリ2

昨日まで思っていました、やっぱり私はイ☆レてるって。
でも同じ分類の人が他にもいたようです。悲しいことですしずく

しかし、私の心は変化しました。それはスポーツ科学がもたらした効果!
今日から私は イ☆レてる人叫び ではなく 天才スター となりました。
周りの人たちは誰もそう思っていないでしょう。なぜなら、まともだから拍手
そして御殿場でも同じことが起きています。
私と同じ分類のあの人、鷹さん。でももう鷹さんと呼ぶのは失礼なこと。
こう呼ばなければいけません。ドクター鷹(Dr.鷹)と!

今日は我々のコンセプトについてご披露しよう。
見たくない? ダメです。 なぜ? それはあなたがいい人だから。

Dr.鷹とモモビラスの偉大なるチャレンジプロジェクト炎
動かないのに勝っちゃうよ!ごめんね!

このコンセプトに触れる前に、戦略と戦術とは何か。
これは大事なことです。なぜなら間違った本とか企業がいるから・・・
そう、もちろんあなた達は違います。一応確認しましょう。

戦略とはすなわち 「目に見えないもの」
戦術とはすなわち 「目に見えるもの」


このわずかな言葉が本質なのです。頭のいい人ならこれで全てを理解するでしょう。

そして私はあえて、戦略をすでにご披露しているわけなのです。
プロジェクト名そのものが我々の戦略。

本来ならば、我々と戦って、負けた後の反省会で初めて気がつくこと。
たぶんその反省会ではこんな会話がされるでしょう。
「あー疲れた撃沈何であんなのに負けたんだ?やたら走ったな・・・」
「待てよ?あいつら全然動いていないような気がする?ピカ

そして世の中には、インターネットで戦略を公開している偉大な企業がいる。
恐らく私と同じ考えなのでしょう。もしくは策謀でしょう。そうとは思えないけど。

私のブログ方針は、愛好家との情報共有なのです。
役に立たない? ええ、それは健全です。

一旦切ります。休憩。なぜなら避けられない年齢の問題だから・・・
VSボロテリー | 投稿者 モモビラス 22:35 | コメント(0)| トラックバック(0)

サーブ&ボレーが消えた理由3 システム5 ボロテリーのチャレンジ

サーブ&ボレーが消えた理由3 システム5 ボロテリーのチャレンジ

*参考:テニスジャーナル1992年4月号
「ニック・ボロテリーが語る 90年代のテニス界」

3回目の今回は、ボロテリーが新たに取り組んだ指導法「システム5」について紹介、そしてサーブ&ボレー衰退の“きっかけ”に近づきます。
最終回は、もちろん結論であるとともに、このテニスジャーナルで私が気が付いた“ボロテリーインタビューの本質”についても書くつもりです。

システム5と呼ぶその指導法は、複数の要素で構成された概念のようで、“精神的な効果を促すもの”と述べています。構成される要素は、身体、成長、個性、感情、競争心、技術向上意欲。テニス技術、戦略、戦術も含まれているようです。

選手の全体像(つまり個人としての全て?)を捉えることで、精神面を支え、弱点を捉え、長所を伸ばし、技術向上を実現するもの、個性に合わせ、最も効果的かつ総合的なトレーニングをする最高のプログラムという定義をしています。

システム5は教える側、教わる側ともに革新的なアプローチと述べています。そして、わかりやすい説明、色、番号などを使った表現(見える化?)のよう。米国プロテニス協会との連携で、普遍的に理解される指導法(バイブル?)と、すでにこの1992年時点で、アメリカではなりつつあるようです。素晴らしい!

1992年頃(たぶん)、私がボロテリー関連情報で唯一学び、実践したのは、システム5の中で、プレイエリアをゾーン1からゾーン5まで定義し、各エリアで選択すべき適切なショットがある、ということです。残念ながらその当時の雑誌が残っていません。
私の記憶
ゾーン1・・・ネットからサービスライン中間地点までの地域
ゾーン2・・・サービスライン中間地点からサービスラインまでの地域
ゾーン3・・・サービスラインからベースライン中間地点までの地域
ゾーン4・・・ベースライン中間地点からベースラインまでの地域
ゾーン5・・・ベースライン後方地域

ボロテリーが“きっかけ”をつくるまでは、ゾーン1、ゾーン2のプレーに優れた強力なサービスの選手が、最もウィンブルドンの王者に近い位置にいた、ということになります。
すなわちサーブ&ボレーをするプレイヤー!


ちなみにナダルが凄いのは、クレーコートでゾーン5から攻撃できることです。(もちろんナダルが強い理由のひとつ)

私自身が学んだ効果は、ゾーン2、3でストロークを必要以上にハードヒットしなくなったこと。
(バックアウトするミスが増大、ゲーム全体、精神的ダメージ大)

最近困った現象があります。
ラケット販売側が、適切な広告表現をしないため、アマチュアでもゾーン4、ゾーン5でのハードヒットで楽々バックアウト!ゾーン2、ゾーン3でトップスピンコントロールが困難!無駄な買い物をさせられる消費者が多いと想像しています。あたかも万能なラケットと思わせる表現、実態と乖離しています。
私のリアルでのプレーを見た方はご存知ですが、どうみてもトップスピナー、でもその万能ラケットはとても使いづらい。相当なレベルに達していないと、広告表現の通りにはなりません。身の回りで同じ印象をもつ方は結構います。
ラケットメーカーの善意に期待します。

さて最終回ですが、ボロテリーの予言、想像がついているかと思います。
是非また見に来てください。
昔テニス研究 | 投稿者 モモビラス 21:08 | コメント(2)| トラックバック(0)

VSボロテリー

最近つくづく思います。
たぶん私はイ☆レてるって叫び・・・
そしてこのブログを見た人は、ほぼ100%モモビラスはイ☆レてるガハハと感じるでしょう。
そしてモモビラスのブログの中身にうなずいた人は、
もしかしたら私と同じ分類かもしれません。悲しいことです。
しかし、そんな私の見方を劇的に変える、あることを思いつきました。ピカ

ただのアマチュアテニスプレイヤーが、
テニスの歴史に名を残す偉大なプロジェクトを実験し、
アマチュアテニスの世界でそれを立証する炎、あまりにもチャレンジングな世界!

そのプロジェクトの名は
動かないのに勝っちゃうよ!ごめんね!
と名付けました。
テニスをよく理解しているひとなら恐らく、このプロジェクト名だけでわかると思います。
幸い、私の身近に同じ分類と思われる人がいます。
たぶん頭のいい人はそれが誰だかわかると思います。

そう、当たり、鷹さん です。

鷹、モモビラス、動かない、この3つのキーワード、
リアルを知るひとならわかるはず。


これがボロテリーさえ衝撃で失神するテニスの革新であることを炎

恐らく我々は天才としてその名を残すでしょう祝

実験台は選定済み、よく走る前時代の遺物、
壁打十段Y崎君。これは決定事項です。逃げられません。
なぜならそれは、避けられない年齢の問題 だから。
そうです。日本国で通用するただ年上なだけで、
でも逃れられない非科学的現象、諦めてください。

プロジェクトの中身はあした考えます。
ではおやすみなさいZZZ

VSボロテリー | 投稿者 モモビラス 21:55 | コメント(0)| トラックバック(0)

サーブ&ボレーが消えた理由2 用具の技術革新

サーブ&ボレーが消えた理由2 用具の技術革新

*参考:テニスジャーナル1992年4月号
「ニック・ボロテリーが語る 90年代のテニス界」

前回「その1 ボロテリーの存在」では、サーブ&ボレーが消えた“きっかけ”としてボロテリーという優れたリーダーにフォーカスしました。きっかけは、イノベーションを強く求めるボロテリーという人物の存在が下地にあります。

2回目の今回、ボロテリーが1992年当時、テニスに関わる用具とスポーツ科学についてどのように考えていたかを紹介します。(私のメインテーマは最後にあります
前回の繰り返しになりますが、この優れた人物が最も重要視しているのはスポーツ科学です。

1992年から、さらに10年前を振り返りコメントしています。
「大きな発展があった」と述べていて、ラケットフレーム、ストリングス、グリップ、衝撃吸収材、シューズのことに触れています。1982年頃を振り返り、当時のアマチュアプレイヤーへ洒落たコメントをしています。
ラケットについて
“たとえば想像してみてください。毎週土曜日の朝のクラブでのダブルスで、古い木製の「ドネー・ボルグ・プロ」(ラケット)を使うことができますか?
―もしかしたらクラブのメンバーシップを失うかも―。”

オールドファンなら絶対知っているラケット、懐かしい、とても人気がありました。
2008年の今日も全く同じ状況なのは、ブロガーの皆さんも実感されているとおりです。
私は2008年現在、プリンス グラファイトLBを使っています。つまりボルグ・プロ状況。
テニスを楽しんでいるけど、実はちょっと勝ちたい。悩みがひとつ増えました。

シューズについて
“履きやすい「アディダス・スタン・スミス」(テニス・スニーカー)を履いてプレイすることは?
―実は世界でいちばん売れているというこのシューズ、ボートの上では履くこともあるかもしれませんが・・・・・・。”

私は10年前に買った靴、2~3ヶ月前に壊れたので、新しい靴を買いました、セーフ!
それにしてもアディダス・スタン・スミス、明日にでもテニス殿堂入りしないと・・・
たまに行く大きなアウトレット・ショッピング・モールで一番沢山ありました。
今度からスタン・スミスの前を通るとき、敬意を評しご挨拶しないと・・・

宇宙時代の材質の出現、構造上の変化、軽量、頑強、コントロール性、パワー。
開発エンジニアの研究で、ラケットの厚さや断面形状の変化などに触れ、アマチュアプレイヤーにも大きな影響があることを述べています。

スポーツ科学について
1980年代にテニス・エルボー対策で始まったメディカル面の発展に触れ、“ワン・ストップ・ショッピング・アプローチ”という指導法で、前回とりあげた必要事項について、それぞれの専門分野で最高の人材を
最高の方法でプレイヤーに提供しているようです。

実はこれからが私の本題です。
予定として
3回目 システム5 ボロテリーのチャレンジ
最終回 ボロテリー2つの予言

とするつもりです。

先日の東レ・シングルス予選でのクルム伊達公子選手の敗退について、
メディアや本ブログも含め、様々なところで様々な評価がなされています。
改めて昔のニック・ボロテリー、ささやかな研究をして学びました。
そして過去のなま伊達選手観察、先日のなまクルム伊達選手観察によって、
クルム伊達選手はWTA40位レベルの選手には勝つ!
その実力を必要十分、有しているという結論に達しました。


1992年ボロテリーが予言している同時期、ある選手がその予言をなぜか実行しています。
それが伊達公子選手。まさに世界トップの道を目指し羽ばたく瞬間です。

パワー、打球スピード、フットワーク 最高峰だった女王グラフに勝ったあの試合、
全くそのスピードに遅れず、真似することができない曲芸的ライジング打法により、
“テンポ”という観点ではときにグラフを上回り、
“予想外”という観点ではグラフを凌ぐ
その姿は、2008年の今日もあまり変わらないことがわかりました。
限りなくグランドスラム優勝に近い天才が、なぜか日本にいたんですね。
それほど偉大な選手、だから現在の多少力自慢ぐらいには対応できるわけです。
私の結論を後押ししてくれるのは、ブロガーD304さんのクルム伊達選手コメント記事。
自信と確信がなければ言えません。

クルム伊達選手の戦う相手
・時代の変化を受け入れ柔軟に対応する必要性
・避けられない年齢の問題
・楽しみ、リラックスし、最高の集中力を意図的に生み出す努力
16年前、とっくに実現しているボロテリー、たぶんもっともっと先へ進んでる?
2008年、日本の英知をどれだけ集約してクルム伊達選手をサポートできるか?
日本のスポーツ科学の力、とても関心があります。
偉大なイノベーター、ボロテリーに勝てるでしょうか、期待大!

*毎度ど素人の観察、恐縮です。そしてありがとうテニスジャーナル&スマッシュ!
つかれた~書くの・・・避けられない年齢の問題
昔テニス研究 | 投稿者 モモビラス 18:38 | コメント(0)| トラックバック(0)

サーブ&ボレーが消えた理由1 ボロテリーの存在

いいコラムを書く武田薫氏の著作
「サーブ&ボレーはなぜ消えたのか・・・テニスに見る時代の欲望」
ウィンブルドンで活躍する選手の変化と、それに伴う芝が削れたゾーンの変化に着目しています。

この本をAUGEさんに教えてもらい、少し前に興味深く読みました。サーブ&ボレーが消えた理由、残念ながらしっかり結論づけていません。印象としてはサブタイトルがこの本の本質かな?と思いました。

実は、サーブ&ボレーが消えた理由の一部を発見しました。

*参考:テニスジャーナル1992年4月号
「ニック・ボロテリーが語る 90年代のテニス界」

ここに武田薫氏も発見できなかったサーブ&ボレー衰退の“きっかけ”があります。

この頃、ボロテリーのアカデミーからアガシ、クーリエ、セレシュといった、今まで考えられなかったようなベースラインからのハードヒッターを続々輩出しています。

ボロテリーは、1992年以降、テニス界がどうなるか、その予測を語っています。
1979年来日のときもそうですが、ボロテリーには物事の道理を理解し、変化を受け入れ、そして科学的なアプローチで選手を育てる、そのために適切な人材を配置し、その中で優れたリーダーシップをとるという素養を強く感じます。
だから日本も含め、世界中のジュニアが集まるのは当然、必然であると思われます。

ボロテリーは筋力、コンディショニング、睡眠、心理学、栄養学、スピード、ケガの予防、これらを最高のプレーをするための必要事項と位置づけ、選手にも理解させています。
スポーツ科学こそが最も重要なコンセプトだと説いています。
選手達は、自分の戦術やテクニックは、上記必要事項に基づき正しいトレーニングをした、ということを理解し受け入れているようです。
あの有名なジム・レーヤー博士もアカデミーに名を連ねています。
忘れないで頂きたいには、これが16年前にすでに実践されているということ。

ここでボロテリーが語る内容は非常に興味深いものなので、何回かに分けて紹介します。
次回その2は「サーブ&ボレーが消えた理由 用具の技術革新」 です。
是非また見にきてください。
昔テニス研究 | 投稿者 モモビラス 21:42 | コメント(2)| トラックバック(0)

なま伊達選手をみて

本日、十数年ぶりに伊達公子選手の試合をみました。
試合結果は残念でしたが、昔と変わらないテンポの早いテニス、そこへ打つのか!という意外性のあるコースへの打ち分け、やはり見ていて楽しい試合です。
今日の対戦選手誰だっけ?(興味なし)、フォアがサービスラインを超えた当たりでトップスピンがかかり、打球が遅くなるので、伊達選手は何となくタイミングがとりづらいのかな?何て素人なりに想像しました。
第2セット、伊達選手サービスキープの後、IPS(集中しリラックスした最高の精神状態)に入るかな、と思ったのですが、ミスでラケットに怒りをぶつける姿があり、若干心配になりました。

家に帰って16年前と19年前の伊達選手の連続写真を見つつ、先ほどの試合を思い出しました。
今日の伊達選手は19年前のフォームに近かった気がします。疲れなのか、テニス自体の時代の変化なのかはよくわかりません。
16年前、世界トップへ上がっていく頃のフォームは、インパクト前に膝がよく曲がり、インパクト時も膝がある程度曲がった状態で徐々に伸び上がっていってます。そして肩がきれいに回転しています。
19年前のフォームは突っ立っていて、腕でうまくボールを押さえ込もうとしています。腰の位置が高い状態。

ど素人の観察、恐縮でございます。
トップ選手 | 投稿者 モモビラス 17:04 | コメント(4)| トラックバック(0)

リアルY市 無条件降伏

いやー、予想はしてましたけど、やっぱり・・・です。
何でこのメンバーに私がいるのかな?てな感じ。
さくさんからお誘い頂いたY市でのリアル。
さくさん、ジョーダンさん、P助さん、ファンタさん、そしてなぜかモモビラス。予想は大当たりでした。

スピード、パワー、テクニック、セオリー、全てを兼ね備えた皆さん、そしてそれぞれ個性がありました。
メンタルタフネス的にはNGなんですが、
「先輩!恐縮です!」みたいな私、でもとても楽しかった!

さくさんは4人の中では少し違うスタイル、タッチ重視のテクニシャン、最後に噂で聞いていたハイパーさくさんをみることができました。何か普段はあの凄いショットを隠し持ってる感じです。
ジョーダンさん、約20年前のごとく凄い人です。ラケットがかわいそう。やまかけでセンターに入るサーブをケアしたんですが、スピードと回転が凄くて腕と体が伸びきり、面を合わただけではリターンがネットを越えませんでした。それと私を覚えていてくれたのが嬉しかった。
P助さん、歯切れのいいスピードのあるショット、やたら入る1stサーブ、浮いた球は絶対見逃してくれません、それと恐ろしくいいコースをつくスマッシュ、後で聞いたらやはりサーブ&ボレースタイルだそうです、なるほど。
ファンタさん、やはり歯切れのいいスピードのあるショット、そのショットでエグイところを狙ってきます。速くてスライスする凄いサーブ、無駄とわかって飛びつきましたがラケットのずっと先でした&太ももつった・・・最初から諦めるべきだったな・・・

私ですか? ええ、楽しかったです。
【本日の収穫】
①1ゲームだけサービスキープできた
②審判台で4人のゲームを見たこと。完全に観客になってました。いつになるかわからないですが、少しでも近づきたい目標、目に焼き付けることができた。

さくさん、貴重な機会ありがとうございました。そして皆さんどうもありがとうございました。

ボロテリの昔の助言のことを書こうと思いましたが、気が乗らないので、その気になったとき、紹介したいと思います。
今日は4人のゲームを思い出して、そしてお休みなさい。
試合日記 | 投稿者 モモビラス 23:00 | コメント(6)| トラックバック(0)

ビラス 一番カッコイイ男

久々の私だけ?が満足な日記。
ギレルモ・ビラス GUILLERMO VILAS のお話。

ビラスは、当時ほとんど存在しない、体の回転に伴い、フルスイングで腕を完全に振り切る、現代テニスの元祖ともいうべき偉大な選手です。
そして、とてもイケメンで、鍛えられた肉体、詩を愛するという側面を持つ知性的な選手で、その知性は、昔の雑誌のインタビューからも伺うことができます。
私がテニスを始めたころ、雑誌、テレビで見る限り、ビラスほどカッコイイ選手は存在しませんでした。
バックハンドトップスピンを打つ構えをとった姿勢と鋭い視線、そしてハンサム、とても痺れました。
海外の女性には相当人気があったようですが、なぜか日本では注目されないという不思議な状況でした。モナコの王女様とのロマンスもありました。
今の選手に例えれば、ナダルをかなりイケメンにした感じ。
以下のサイトにパット・キャッシュのコメントがあり、
http://gorimaru.blog58.fc2.com/blog-entry-254.html
とても適切な解説をしています。
YouTubeでもGUILLERMO VILASで検索すれば、ボルグ、コナーズと戦う映像が出てきます。是非ご覧下さい。

そしていまだに強さ、その時代の先進性、知性、外観、人間性を兼ね備えたカッコイイ選手を見つけられないのです。
最近の選手をもっとよく知って、見つけたいな。
(一人いた!エドバーグ!)
ビラス | 投稿者 モモビラス 15:48 | コメント(6)| トラックバック(0)

迷走!ラケット選び最終回

プチリアル御殿場で、打ちたかったラケットの試打をほぼ完了しました。新しいモデルで欲しいものは2,3ありましたが、結論は地味なものです。
正ラケット
ヘッド iTour (鷹さんからの借り物)
副ラケット
プリンス グラファイトLB (10年前買ったもの)

iTourは1球打っただけで、すきになりました。
ごついフレーム、固く張ったガット、自分の好みですし、自分の欠点を隠してくれるラケット、思ったイメージで打てる気がします。

グラファイトLBは、iTourを打った後だと、竹でできているのではないか?と思うグニャ、グシャっとした感覚。ラケットが長く、当たった瞬間よれるので、本当にいいポイントで打たないといけない感じです。こちらは欠点矯正用にしました。一応、バランスと、専属ストリンガーさんと相談した特別な張り方で、少し性能をカバーしました。

もう少し調整して、腕を上げてから、次のラケットを選ぼうと思ってます。以上地味な展開、あしからず。
ラケット | 投稿者 モモビラス 17:20 | コメント(2)| トラックバック(0)

錦織選手と松岡修造さんの歴史

いやー、とても素晴らしい活躍でした、錦織選手。どのテレビでもその姿が映され、新聞にも大きく取り上げられ、男子テニスがこんなに注目されたのは本当に久しぶりなことです。松岡修造さんがウィンブルドンベスト8に入ったとき以来ではないでしょうか。
松岡さんは柳川高校から渡米し、本物のアスリートの戦いの場で、持っている能力をすべて引き出し、日本テニスの可能性を世の中に知らしめた偉大な選手です。
しかし度重なるケガ、病気により、上がったランキングが下がり、低い位置からまた懸命に這い上がる、という苦しい選手生活、そんな中で花開いたウィンブルドンの活躍でした。

錦織選手は伊達公子さんと同様、そこには決められないだろうと思うところに簡単に打ち込める、特別な才能の選手。
でも今は目先のランキングは必要以上に意識せず、デカイ外人に負けない耐久力のある体作りを優先するほうが大事なような気がします。

歴史に残る偉大な選手マッケンローは、17歳、ランキング270位のときウィンブルドンベスト4になっています。しかし彼が名実ともトップ選手の仲間入りをするのはそれから2年後。
錦織選手にはとても期待するけれども、過去の歴史をよく検証し、過去の選手の苦難から学び、最高の選手になって欲しいと願っています。

トップ選手 | 投稿者 モモビラス 13:59 | コメント(4)| トラックバック(0)

左腕はサーブに残されたフロンティア?

最近、ロディックのサーブをよく眺めています。とてもごつい人なので、自分がそのまま真似るのは無理。でもいくつか気になる点があり、自分にも取り入れようと思っています。
①トスの上げ方
私は左腕のトスアップが始まると、ラケットは体の低い位置で動き始め、トスが上がったとき、右ヒジが背中側に引かれ、叩ける準備が完了します。しかしこのフォームでは左右を別々にスムーズに動かさなければならず、一見流れるように綺麗ですが、リズムの乱れで不安定なフォームになりがちです。
ロディックのトスアップ、テークバックは、両腕をトスアップと共に上に上げるワンピースなトス→テークバックの流れ。
トスアップ後速やかに捻り、膝の曲げ、左半身の伸ばしを同時に行うこれまたワンピースなフォーム。理想です。
②左腕
トス以外にあまり有効に使われない左腕の動作、ロディックは、腰、肩の回転を止めるときに左腕を利用、しかしインパクト後は、肩の入替速度を上げるためか、左腕を後ろに大きく振っています。
よく探せばどこかにロディックの精密分析をした記事があるかもしれませんが、手元にないので推測のみ、恐縮です。
何かいい情報があれば是非教えてください。
テク研究 | 投稿者 モモビラス 11:47 | コメント(0)| トラックバック(0)