2008年06月24日
注目の打法3 二重振り子の原理を実践している選手
注目の打法2 テニスクラシック7月号 「目線残しスイング」谷川健一氏 の話題の続きになります。
この解説に出ていた「二重振り子の原理」ですが、
それを実践している選手としてナダル選手が頭に浮かびました。
この写真では判りづらいのですが、
フォアハンドストロークを正面から撮った連続写真などをみますと、
インパクトの直前から体の回転が止まり、左ヒジから先が鋭く走るのがわかります。
ナダル的なフォアハンドストロークだった選手として
★ギレルモ・ビラス(毎度すいません)
★トーマス・ムスター
★セルジ・ブルゲラ
などが思い浮かびます。
ブルゲラをみると判りますが、体が開き、顔があさってを向くようなフォームになっています。フォロースルーは腕が遠くに投げ出されるような感じです。
ブルゲラの全盛時、あまりにも強烈なトップスピンのため、
対戦相手の強打者クーリエ(フレンチオープン決勝)が、
ときにジャンプしながら懸命に打ち返していたのを思い出します。
エッグボール(先日覚えました)を打つナダルは、「二重振り子の原理」により、
さらに進化したタイプ(ポケモンみたいですが)なのではないでしょうか。
ところで、トッププロの最新打法をテニス雑誌で最初に適切な解説をした方は、
私見ですが、松原雄二氏ではないかと思っています。
この「元祖最新打法解説」について、またどこかで勝手に述べる(ブログ)つもりです。
この解説に出ていた「二重振り子の原理」ですが、
それを実践している選手としてナダル選手が頭に浮かびました。
この写真では判りづらいのですが、
フォアハンドストロークを正面から撮った連続写真などをみますと、
インパクトの直前から体の回転が止まり、左ヒジから先が鋭く走るのがわかります。
ナダル的なフォアハンドストロークだった選手として
★ギレルモ・ビラス(毎度すいません)
★トーマス・ムスター
★セルジ・ブルゲラ
などが思い浮かびます。
ブルゲラをみると判りますが、体が開き、顔があさってを向くようなフォームになっています。フォロースルーは腕が遠くに投げ出されるような感じです。
ブルゲラの全盛時、あまりにも強烈なトップスピンのため、
対戦相手の強打者クーリエ(フレンチオープン決勝)が、
ときにジャンプしながら懸命に打ち返していたのを思い出します。
エッグボール(先日覚えました)を打つナダルは、「二重振り子の原理」により、
さらに進化したタイプ(ポケモンみたいですが)なのではないでしょうか。
ところで、トッププロの最新打法をテニス雑誌で最初に適切な解説をした方は、
私見ですが、松原雄二氏ではないかと思っています。
この「元祖最新打法解説」について、またどこかで勝手に述べる(ブログ)つもりです。
1)円周上を回る物体の速度はその半径の長さに反比例する。
2)てこの原理における作用点のスピードは力点と支点の長さに反比例する。
こんにちは、コメントありがとうございます。かなり鋭い指摘です。
そもそも振り子の原理は、錘をつるす支点からの距離が同じであれば、錘の重さに関係なく振り子の振れ幅は同じである、という原理。
私の見た雑誌の解説者は、おそらく振り子の原理の支点から錘までの距離を変えることに着目したのだと思います。最初の振り子(支点と錘の距離距離が長い)で得た錘の大きな力のモーメントを、振り子が減速する前に二番目の振り子(1番目の振り子より距離が短い)に移行することで錘がさらに加速、そのことでさらに錘に大きな力のモーメントを与えるという考えと想像。錘=ラケットですから、大きな力のモーメントになった二番目の振り子でボールを打てば、より大きな威力になると考えられます。脇屋さんの指摘、二重振り子の原理なるものが、科学の世界で認知されたものかどうかはよくわかりません。(それと力のモーメントはてこの原理により発生しますね) 以上どうでしょうか?