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テニス浦島太郎 8年ぶりにテニスをまたはじめた40代のおじさんです。最近のテニスの変貌ぶりに驚きつつも、いかに上達できるか、日記にしています。

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フェデラーに伝えたい昔のコラム

2008年ウィンブルドン男子シングルス決勝の結果について、Tennis365ブログでも様々な意見がでています。またフェデラーの意欲が低下しているのではないか?という情報。

1975年、王者ジミー・コナーズにとっては運の悪い年だったようです。全豪決勝はニューカムに負け、ウィンブルドン決勝でアッシュに負け、止めは全米決勝でオランテスに敗北。
その2年後のジミー・コナーズのコラムを見つけました。

参考:スマッシュ1977年6月号 「俺の勝負哲学」ジミー・コナーズ

その冒頭の内容、1975年全米で優勝したオランテスについて語っています。(1975~1977年全米はフォレストヒルズのクレーコートで行われています)
コナーズはヨーロッパで出版された雑誌記事で憤慨、さらにその記者の観察眼と考察レベルの低さにかなり呆れた様子。
コナーズは、1975年全米決勝の戦いは、素直にオランテスがあらゆる面で上回っていたと認めています。
コナーズが憤慨している点
・オランテス(クレー巧者)がクレーコートだから勝てたという見方
・コナーズはクレーが苦手という見方・・・ところがこの大会でコナーズはボルグ、ソロモン(クレー巧者)を破って決勝進出(翌1976年はボルグを破って優勝)

そしてこのコラム内容全般から感じるのは、1975年全米の敗戦について“その日は相手が自分を上回っていたのでしょうがない”と割り切って考えているところ。

コナーズより若いボルグが早々に燃え尽きてしまったのと対照的に、コナーズは1982年にウィンブルドンで優勝するなど、30歳を過ぎても王の一人として君臨し続けます。

そうなのです。先日のウィンブルドン決勝もフェデラーにとって
“ただの負けのひとつ”
ということが31年前のコナーズのコメントから気付かされるのです。




トップ選手 | 投稿者 モモビラス 19:36 | コメント(0) | トラックバック(0)