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テニス浦島太郎 8年ぶりにテニスをまたはじめた40代のおじさんです。最近のテニスの変貌ぶりに驚きつつも、いかに上達できるか、日記にしています。

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試打 マイクロジェル プレステージ MID サフィンモデル

ヘッド マイクロジェル プレステージ MID サフィンモデルを試打しました。
(ストロークとサーブのみ)

ラケット面が93SQ.IN.と小さく、サフィンモデルという名前から、打つ前は心の中でびびってました。
打って見てビックリ・・・なんと打ちやすいではないか!

従来からある競技モデルと同様の上質な打球感(ズバーンとはじけ飛ぶ爽快感ではなく、ジワーンと響いてくるような落ち着いた感触)です。以前に試打したヨネックスのRQiS 1 Tourに似た印象。
昔の競技志向ラケットと違うのは
・相当フレーム剛性が高いはずですが、硬さを感じない
・多少スポットを外しても、衝撃が少ない(素材や技術の進化?)
といったところでしょうか。

【ストロークについて】
スイングスピードを上げて強くボールを叩くと、期待通りの打球になり、コントロール性が高いという謳い文句もうなずけます。トップスピン系のボールを速いスイングで安心して振り切れると思いました。
同様にスライスもラケットの重さが生きる感じで、自然と伸びのあるバックスピンの効いた打球になります。

マイクロジェル プレステージ MIDを打って気づいたこと・・・
最近、軽めの振り抜きのいいラケットを打つことが多かったのですが、特にフォアハンドを速くスイングしたとき、違和感がありました(つまり上手く打てない)。
振り抜きがいい分、ラケットヘッドが回りすぎでしまうので、ワンテンポ、インパクトを遅らせる感じだと何とか上手くいく、あるいは厚めの当たりになるような打ち方(押し気味に打つ)にして対処していました。
私見ですが、速いスイングのトップスピナーが、最近流行の振り抜きのよいラケットを選んだ場合、ラケットにバランスをつけて重くしないと、自分のイメージに合わないのではないでしょうか。
そのような現象が起きている方には、マイクロジェル プレステージ MIDはお勧めできます。

【サーブについて】
相手の打球の威力を生かせるストロークと違い、サーブはほぼ、ごまかしが効かないと思った方がよさそうです。しっかり全身を使って、腕の内転と回内による本格的なスイングでなければ、結構厳しいかもしれません。しっかり振ればしっかり飛び、回転もかかります、手を抜けばその通りに飛びます。1日に何セットもやる方は、体力アップが必要と思われます。

まとめますと、基本が身についていて、そこそこ力がある人にはなかなかいいです。またこれからテニスの王道を目指す方にとってもいいです、ラケットがプレイヤーに、技術と体力を要求してきます。
最近のラケットに疑問を感じる方は使う価値があると思います。


ラケット | 投稿者 モモビラス 21:30 | コメント(2) | トラックバック(0)

125歳 VS 95歳

快晴で気持ちのいいある日の午前中、1セットだけダブルスをしました。
風景とラケット
相手は推定年齢計125歳の男性、こちらのペアは、私とその男性達の仲間の女性、推定年齢計95歳です。

相手ペア
・男性1は1stサーブが強く、またボレーで角度をつけたり、止めたり、テクニシャン
・男性2はパワーはありませんが、ストロークが安定している守備型
こちらペア
・女性はストロークが上手く、クロスに深く返すのが得意
・そしてモモビラス

ゲームは6ゲーム目まで拮抗していましたが、その後一気に押し切られました。ゲームカウント3-6で敗戦です。
でもとても楽しく、ダブルスゲームの楽しさを教えてもらったという印象です。

モモビラスは145歳ペアとの対戦での反省から立てた課題
・リターンをミスしない(フォア)
・相手を少しでも走らせる
・サーブのトスを安定させる
・ロブに注意し、自分は深めの位置で平行陣をとる
ことに注意しました。

概ねそれは実行できたのですが、新たな課題が浮き彫りになりました。
・トスは少し安定したが、やはりどこへ飛ぶかわからない(練習不足)
・ロブの対処はできたが、肝心のスマッシュでミス(4本打って、3本ミス)
・ゲームに集中できない、後半はボーっとしている、ポイントも忘れる
まあ一歩一歩いきます。

ところで・・・ああダブルスって何て楽しいのだろう・・・と感じたこと。
皆さん私よりだいぶ年長の方達です。
お互い仲間ということもあるのでしょうが、相手のミスや弱点を、非常にウィットの効いたユーモアで表現し、それを言われた相手も同じようにユーモアあふれる表現で返します。
それは、相手をけなすようなものではなく、人生経験と知性と思いやりから溢れるもののようでした。
私に対しても、遠慮がないように(する必要もありませんでしたが)、
「若いの!思いっきり来い!」・・・俺若い?・・・
とパワーショットを受けることを期待し、かつそれが作戦のひとつでもあり、球を打つことだけではなく、会話のやりとり、間の取り方など、年齢により少し失ったパワーを、ゲームに勝つためのノウハウでカバーしていました。
モモビラスの場合、決まるときのショットはスピードがありますが一本調子、知恵を使ってゲームを組み立てている他の方と比べると、未熟だと思わざるを得ませんでした。

40歳過ぎて、本当のゲームの楽しみ方が少しだけわかった半日でした。



試合日記 | 投稿者 モモビラス 11:13 | コメント(0) | トラックバック(0)