2008年07月03日
打球感は大事な要素なのか
ラケット評価の中には、必ず打球感について触れられています。しかし打球感は何のために必要なのでしょうか?それが解っていない自分に気がつきました。
打球感と技術、あるいはゲームポイントはどう結びつくのでしょうか?(もちろんテニスの魅力のひとつが爽快な打球感であることは理解しています)
7月2日の日記「勝利とラケットの関係は?」にて書いていますが、モモビラスの過去経験(モモビラス=中級者とイメージしてください)、草大会で少し勝てるようになった頃使っていたラケット(プリンス)は、
・面が大きい
・ラケットのフレーム剛性が高い
・ガットを非常識なほどガチガチに張る
というもので、振り抜き、飛び、打球感は全く気にしませんでした。
・スイートスポットの大きさで当たり損ねを避ける
・剛性の高さでラケット性能要因でのコントロールのぶれを避ける
・勝負球は少なくともバックアウトの可能性を減らす
といったことを当時無意識に、ラケットに求めていたと思います。
その後、モモビラスのラケット選びは迷走し、テニスはスランプになりました。
技術とパワーが向上したため、ドネーのツアーモデルを使い始めました。ラケット名は忘れましたが、カラーはグレーで、サンプラスが使っていたウィルソンプロスタッフと同じぐらいの面の大きさ(要するに面が小さい)のものです。
このラケットの長所
・大きい面のラケットより、スイートスポット位置が少しラケットの先側にある、そのためサーブや、大きくスイングしたバックハンドで鋭い打球が出る
・わずかに感じる適度なしなりと重さ、インパクトの手ごたえ、打球感が良い、
反面、モモビラスにとってそれ以上のマイナスがありました。
・フォアハンドでインパクトポイントを掴みにくい、タイミングが難しい(ゴルフでロングアイアンが難しいのと同じようなイメージ)
・ラケット面の手元側に当たると全く飛ばない
より大きなスイングをラケットが求めてくるような感じになり、全てのショットのフォームに迷いが生じ、打ち方がわからなくなってしまったのです。
その後、フォームは徐々に固まってきましたが、ラケットの試行錯誤は数年続きました。
テニスを始めて10年近く経って、初めて自分に合ったラケットに巡り会いました。
ロシニョールのベクトリス6000と9000というラケットで、特徴は
・フレーム断面が三角形になっていて、当時としては異常にフレームが硬い(高剛性)
(面の向き通りに正確に飛ぶような感じ)
・ラケット面は恐らく100SQ.IN 以下だが見た目よりスイートスポットが広い
・体の回転を使ったワイパースイング(表現古いですか?)のフォアハンドだと非常に振りぬきやすい、サーブも同様にヒジを使ったスイングがしやすい
・イメージ以上には絶対飛ばない
・打球感がすごく悪い・・・打ったときビリビリするので、上位モデルの9000を購入、少しましに
ただこのラケットの雑誌での評価や、友人達の評価は極めて悪く、軽いがやたら硬い、打球感が非常に悪い、飛ばない、が主な理由でした。どうも不人気モデルだったようで早々に市場から消えました。
・・・ベクトリスを気に入ったのはこの世で私だけ???・・・
中級のモモビラスにとって、打球感は麻薬のようなもので、練習時から爽快な打球感を求めてしまい、本来習得すべきことを忘れてしまうのです。
その後、長ラケ登場により、モモビラスのラケット選びは再び迷走するのでした。
ベクトリス9000
打球感と技術、あるいはゲームポイントはどう結びつくのでしょうか?(もちろんテニスの魅力のひとつが爽快な打球感であることは理解しています)
7月2日の日記「勝利とラケットの関係は?」にて書いていますが、モモビラスの過去経験(モモビラス=中級者とイメージしてください)、草大会で少し勝てるようになった頃使っていたラケット(プリンス)は、
・面が大きい
・ラケットのフレーム剛性が高い
・ガットを非常識なほどガチガチに張る
というもので、振り抜き、飛び、打球感は全く気にしませんでした。
・スイートスポットの大きさで当たり損ねを避ける
・剛性の高さでラケット性能要因でのコントロールのぶれを避ける
・勝負球は少なくともバックアウトの可能性を減らす
といったことを当時無意識に、ラケットに求めていたと思います。
その後、モモビラスのラケット選びは迷走し、テニスはスランプになりました。
技術とパワーが向上したため、ドネーのツアーモデルを使い始めました。ラケット名は忘れましたが、カラーはグレーで、サンプラスが使っていたウィルソンプロスタッフと同じぐらいの面の大きさ(要するに面が小さい)のものです。
このラケットの長所
・大きい面のラケットより、スイートスポット位置が少しラケットの先側にある、そのためサーブや、大きくスイングしたバックハンドで鋭い打球が出る
・わずかに感じる適度なしなりと重さ、インパクトの手ごたえ、打球感が良い、
反面、モモビラスにとってそれ以上のマイナスがありました。
・フォアハンドでインパクトポイントを掴みにくい、タイミングが難しい(ゴルフでロングアイアンが難しいのと同じようなイメージ)
・ラケット面の手元側に当たると全く飛ばない
より大きなスイングをラケットが求めてくるような感じになり、全てのショットのフォームに迷いが生じ、打ち方がわからなくなってしまったのです。
その後、フォームは徐々に固まってきましたが、ラケットの試行錯誤は数年続きました。
テニスを始めて10年近く経って、初めて自分に合ったラケットに巡り会いました。
ロシニョールのベクトリス6000と9000というラケットで、特徴は
・フレーム断面が三角形になっていて、当時としては異常にフレームが硬い(高剛性)
(面の向き通りに正確に飛ぶような感じ)
・ラケット面は恐らく100SQ.IN 以下だが見た目よりスイートスポットが広い
・体の回転を使ったワイパースイング(表現古いですか?)のフォアハンドだと非常に振りぬきやすい、サーブも同様にヒジを使ったスイングがしやすい
・イメージ以上には絶対飛ばない
・打球感がすごく悪い・・・打ったときビリビリするので、上位モデルの9000を購入、少しましに
ただこのラケットの雑誌での評価や、友人達の評価は極めて悪く、軽いがやたら硬い、打球感が非常に悪い、飛ばない、が主な理由でした。どうも不人気モデルだったようで早々に市場から消えました。
・・・ベクトリスを気に入ったのはこの世で私だけ???・・・
中級のモモビラスにとって、打球感は麻薬のようなもので、練習時から爽快な打球感を求めてしまい、本来習得すべきことを忘れてしまうのです。
その後、長ラケ登場により、モモビラスのラケット選びは再び迷走するのでした。
ベクトリス9000
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