2008年07月15日
感動 王者フェデラーの戦いぶり
2008年ウィンブルドン男子シングルス決勝 フェデラーVSナダルをあらためて注意深く見てみました。それもほんのわずかの差で敗者となったフェデラー側にたって。
それで私にもわかったのです、この試合の本質が。
試合の前半に福井烈さんがナダル対策の核心をさらっと言ってます。
「いかに低い打点でうたせるか(エッグボールを打たせない)」
ただ、フェデラーはサービスで主導権をとらないと、なかなか低い打点に持ち込めない状況が続いていました。フェデラーはとにかくナダルとまともに打ち合っています。
私は他に方法があるのでは?と思い、さらに注意深くナダルを観察すると2つのことがわかりました。
①フェデラーのバックハンドトップスピンもスライスも、ナダルは同じような威力で返す、すなわちフェデラーはスライスで適当につないで、ポジションを確保し、チャンスを待つことができるし、体力の消耗を減らすことができる。
②チップショット(回転が多く、バウンドしても伸びず、止まってしまうような球)や死に球(同じくバウンドして伸びず止まる)をあまり上手く叩けない。
当然フェデラーは気がついているはずですが、スライスを多用したり、緩い球に持ち込む展開をせず、試合は激しい打ち合いのまま進んでいきます。
だんだんこの試合の意味がわかってきたのです。
フェデラーは全てを賭けて王の戦いを世界中に魅せているのだと。
アーサー・アッシュはロブを多用して王者コナーズを破りウィンブルドンチャンピオンとなったと当時の記事に書かれています。
しかしこの試合は真の王の試合、王が王として戦う試合だったのだと。
*鷹さん この試合のビデオ、ありがとうございました。歴史に残る一戦を最後までみることができました。
それで私にもわかったのです、この試合の本質が。
試合の前半に福井烈さんがナダル対策の核心をさらっと言ってます。
「いかに低い打点でうたせるか(エッグボールを打たせない)」
ただ、フェデラーはサービスで主導権をとらないと、なかなか低い打点に持ち込めない状況が続いていました。フェデラーはとにかくナダルとまともに打ち合っています。
私は他に方法があるのでは?と思い、さらに注意深くナダルを観察すると2つのことがわかりました。
①フェデラーのバックハンドトップスピンもスライスも、ナダルは同じような威力で返す、すなわちフェデラーはスライスで適当につないで、ポジションを確保し、チャンスを待つことができるし、体力の消耗を減らすことができる。
②チップショット(回転が多く、バウンドしても伸びず、止まってしまうような球)や死に球(同じくバウンドして伸びず止まる)をあまり上手く叩けない。
当然フェデラーは気がついているはずですが、スライスを多用したり、緩い球に持ち込む展開をせず、試合は激しい打ち合いのまま進んでいきます。
だんだんこの試合の意味がわかってきたのです。
フェデラーは全てを賭けて王の戦いを世界中に魅せているのだと。
アーサー・アッシュはロブを多用して王者コナーズを破りウィンブルドンチャンピオンとなったと当時の記事に書かれています。
しかしこの試合は真の王の試合、王が王として戦う試合だったのだと。
*鷹さん この試合のビデオ、ありがとうございました。歴史に残る一戦を最後までみることができました。
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